DEC 21030(別名 TGA)ユーザ向けの情報 The XFree86 Project, Inc. 23th October 1998 The X Japanese Documentation Project 12th January 1999 ____________________________________________________________ 目次 1. DEC 21030 2. 追加事項 3. 日本語訳について ______________________________________________________________________ 1. DEC 21030 o XFree86 3.3 のこのリリースで DEC 21030 はサポートされています。 o 現在知られている問題 1. モード行は1つしか指定できません。これは他の基準に適合して実行可 能な指定のうち、最初のものになるでしょう。 2. 上記の理由により、仮想的な解像度もサポートされていません。 o 21030 ドライバに対しては以下のオプションを指定することができます: Option "dac_8_bit" 8Bit の BT485 RamDac を有効にします(Multia と 8プレーンを持つ TGA のみ)。 Option "dac_6_bit" 6Bit の BT485 RamDac を有効にします(Multia と 8プレーンを持つ TGA のみ)。 MemBase 0x??????? サーバが21030のベースアドレスを検出できなければ、/proc/pci で 21030 について調べて "Prefetchable 32 bit memory at 0x???????" という行を探します。そしてこのアドレスを MemBase の設定として入 力します。XFree86 バージョン 3.3.3 では、バージョンが 2.0.28 以 降の Linux カーネルを使っており、カーネルに PCI サポートを組み込 んでいれば、ベースアドレスは自動的に検出されるはずです。 o 21030 のアクセラレーション機能は今のところ全く利用していません! 2. 追加事項 このコードは、DEC 製の UDB ボックス(Multia), ZLZp-E1 (8プレーンを持つ TGA), ZLXp-E2 (24プレーンを持つ TGA)上で動作する Linux でしかテストし ていません。ZLXp-E3 (24プレーンと3D機能を持つ TGA)のテストは行っていま せんが、きっと動作するはずです。 $XFree86: xc/programs/Xserver/hw/xfree86/doc/Japanese/README.DECtga,v 1.1.2.2 1999/11/26 15:23:04 hohndel Exp $ 3. 日本語訳について 日本語訳は X Japanese Documentation Project が行いました (翻訳: 藤原輝 嘉 , 校正: 金田浩 司 )。 問題点の指摘やご意見は藤原まで御連絡ください。原文の著作権は XFree86 プロジェクト社にあり、日本語訳の著作権は X Japanese Documentation Project にあります。