README.VIDEO7 Craig Struble 17 May 1994 The X Japanese Documentation Project 14 January 1999 ____________________________________________________________ 目次 1. ドライバ: 2. 既知のバグとテストした項目: 2.1 既知のバグ: 2.2 テストされた項目: 3. 連絡先: 4. 謝辞 4.1 以下の方々に感謝します: 4.2 筆者が既に行っている別の作業: 4.3 残っている課題: 4.4 免責事項: 5. 日本語訳について ______________________________________________________________________ 1. ドライバ: Video7 ドライバは Headland Technologies 製 HT216-32 チップだけでしかテ ストされていません。しかし、他の Video 7/Headland Technologies 製チッ プでもきっと動作するでしょう。 video7 ドライバの現在の実装では、シングルバンクモードしかサポートして いません(このモードは性能が落ちることがあります)し、異なる video7 系 チップの区別は行っていません。 また、現在の実装ではメモリの検出も行いません。したがって、 XF86Config ファイルで以下の指定を行わなければなりません: Videoram XXX ここで XXX はカードに載っている RAM の量です。カードのほとんどは少なく とも 512k はメモリがあるので、最初はこの値を使うとよいでしょう。 また、XFree86 のクロック検出機能もうまくクロックを取得できないようで す。筆者が調べたドキュメント(vgadoc3)には、XF86Config ファイルの Clocks 行 に以下の値を使うように書いてありました。 Clocks 25.175 28.322 30.000 32.514 34.000 36.000 38.000 40.000 800x600 モードで使うドットクロック値は、36 や 40 ではなく 38 にしま す。このことは XF86Config のほとんどのサンプルや modeDB.txt で述べられ ています。これは BIOS モード(0x69)で使われる値のようです。BIOS モード は 800x600, 256 色です。 2. 既知のバグとテストした項目: 2.1. 既知のバグ: 1. ビデオ RAM の検出機能がありません。この情報を得るための方法として INT 10 コールを使う方法だけが知られていますが、このコールはユーザプ ロセスでは実行できません。 2. クロックの検出機能。vgadoc3 ドキュメントが正しいのかどうか筆者には わかりません。 3. SVGA サーバでつかうと不意にシステムが固まることがあります。 2.2. テストされた項目: 1. HT216-32 チップ 2. 800x600 モードと 640x480 モード 3. CTRL-ALT-F1 を使ったモード切替えとテキストモードへの切替え 4. Linux でしかテストを行っていません。 3. 連絡先: Craig Struble (cstruble@acm.vt.edu) Video 7 driver 4. 謝辞 4.1. 以下の方々に感謝します: o 私を愛し、支えてくれた Cara Cocking。彼女がいなければ、私は何もでき ませんでした。 o XFree86 チーム。土台となる素晴らしいコードのおかげで、私はこの作業 を行うことができました。 o vgadoc3 ドキュメントを編集してくださった Finn Thoegersen さん。この ドキュメントが無ければ、私は手がかりを得ることができませんでした。 o svgalib の vga.c を作成された Harm Hanemaayer さん。これが無けれ ば、サーバを起動・実行するために必要なブレイクスルーはありませんで した。 4.2. 筆者が既に行っている別の作業: 拡張テキストモードを Video 7 カードで動作させるための、Linux 用の簡単なパッチを作成しました。 4.3. 残っている課題: o デュアルバンキングモード o svgalib 用のドライバ作成 o 大学院に戻る(私はそんなところでも我慢できるんです) 4.4. 免責事項: CRAIG STRUBLE DISCLAIMS ALL WARRANTIES WITH REGARD TO THIS SOFTWARE, INCLUDING ALL IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABIL- ITY AND FITNESS. IN NO EVENT SHALL CRAIG STRUBLE BE LIABLE FOR ANY SPECIAL, INDIRECT OR CONSEQUENTIAL DAMAGES OR ANY DAMAGES WHATSOEVER RESULTING FROM LOSS OF USE, DATA OR PROF- ITS, WHETHER IN AN ACTION OF CONTRACT, NEGLIGENCE OR OTHER TORTIOUS ACTION, ARISING OUT OF OR IN CONNECTION WITH THE USE OR PERFORMANCE OF THIS SOFTWARE. $XFree86: xc/programs/Xserver/hw/xfree86/doc/Japanese/README.Video7,v 1.1.2.2 1999/11/26 15:23:13 hohndel Exp $ $XConsortium: Video7.sgml /main/3 1996/02/21 17:46:22 kaleb $ 5. 日本語訳について 日本語訳は X Japanese Documentation Project が行いました (翻訳: 藤原輝 嘉 , 校正: 金田浩 司 )。 問題点の指摘やご意見は藤原まで御連絡ください。原文の著作権は XFree86 プロジェクト社にあり、日本語訳の著作権は X Japanese Documentation Project にあります。