このデイレクトリのパッケージは,バイナリファイルはそのままで設定ファイ ルのみを修正したり,インストールすると古い設定ファイルを書き替えてし まったりするので,update には注意必要です. security fix 等の重要な修正は含まれていないので,運用中のマシンではこ れらのパッケージは updatepkg 等で更新せず,手動で設定ファイルを調整したり, 必要なファイルをコピーしたりする方が安全です. 各パッケージの修正個所および注意事項は以下の通りです(詳細は Change.Log を参照ください) ・sysvinit-2.86-i586-P26.tgz - /tmp 以下に生成される CD/network 回りの設定ルールを /etc/udev/rules.d 以下にコピーする,/var/run/dbus/pid 等の pid ファ イルも消去する,ルートファイルシステム fsck 時の進行状況表示(rc.S) - 日本語変換サーバについて init.d/ 以下の重複分を調整(rc.M) - GNOMEパッケージのインストール時,gconf2の更新処理に膨大な時間がかか るので,複数のパッケージがある場合は gconf2 の処理を飛ばす(rc.initpkg) ・net_tools-1.60_23-i386-P2, tcpip-4.5-i386-P7.tgz tcpip パッケージから net-tools 部分を分離し,各種パッチをあてて更新. 適用した方がいいパッケージだが,適用すると /etc/rc.d/rc.inet1 のネッ トワーク設定を初期化してしまうので,netconfig での再設定が必要. ・grub-0.97-i586-P12.tgz grub メニューの位置を /boot/grub.conf から /boot/grub/grub.conf にな るようにgrub インストーラを修正.適用するには,grub のインストールを 再実行する必要があるので,grub をインストール済の環境では適用しない 方がいい ----------- こじま