4.14. マウスの設定

システムに適切なマウスのタイプを選択してください。 正確に適合するものがなければ、システムに対応していると確信できるマウスタイプを選択してください (図4-9を参照)。

マウスのインターフェースを確認するには、 マウスのケーブルをシステムに差しこまれている部分までたどり、 次の図表を参照してください。

シリアルマウスの場合は、ポートは次のような形態をしています。

PS/2マウスの場合は、ポートは次のような形態をしています。

USBマウスの場合は、ポートは次のような形態をしています。

システムに対応していると思われるマウスが見つからない場合は、 汎用の中からボタンの数とインターフェースが合う ものを選択してください。

ティップヒント
 

スクロールマウスを使用している場合は、 汎用 - Wheel Mouseを(適合するポートを選択) 対応マウスタイプとして選択します。

PS/2、USB、Busマウスのいずれかを持っている場合、ポートと デバイスを選ぶ必要はありません。シリアルマウスを持っている場合は、 シリアルマウスが装着される正しいポートとデバイスを選んでください。

3ボタンマウスのエミュレート チェックボックスで、2ボタンマウスに3ボタンマウスのような機能を 与えることができます。一般的に、グラフィカルなインターフェイス (X Windowシステム)では、3ボタンマウスの方が操作しやすくなります。 このチェックボックスを選択すると、2つのマウスボタンを同時に押す ことによって3番目の「中央」ボタンとして代行機能を持たせることが できます。

図 4-9. マウスの設定

ティップヒント
 

インストールが完了した後で、マウスの設定 を変更するには、マウス設定ツールを使用します。

シェルプロンプトでredhat-config-mouse と入力して、マウス設定ツールを起動します。 root以外で操作している場合、続行するためにrootパスワードの入力が要求されます。

マウスを左利き用に設定するには、マウスボタンの順序をリセットします。 これを実行するには、システムを起動した後に、メインメニューボタン (パネル上) => 個人設定 => マウス の順で進みます。