19.7. CIPE接続の確立

CIPEは、Crypto IP Encapsulationの略です。IPトンネルデバイス を設定するために使用されます。たとえば、CIPEは、外部からVPN (Virtual Private Network)へのアクセスを許可するときに使用 します。CIPEデバイスのセットアップをする場合は、正しい値に ついてシステム管理者にお問い合わせください。

CIPE接続を設定するには、次の手順に従います。

  1. デバイスタブをクリックします。

  2. ツールバーにある新規ボタンを クリックします。

  3. デバイスタイプ一覧から CIPE (VPN) 接続を選択して進む をクリックします。

    使用する値をシステム管理者に問い合わせます。

    図 19-12. CIPEの設定

  4. Cipe接続を作成 ページで適用をクリックします。

CIPEのデバイス設定が完了すると、 図19-13のように、デバイス一覧に 表示されます。

図 19-13. CIPEデバイス

ファイル => 保存 の順で選択して、必ず変更を保存してください。

デバイスの追加後に、デバイスの一覧からデバイスを選択して 編集をクリックすると、設定を編集 することができます。たとえば、起動時にデバイスを開始するかどうか、デバイスが起動したら使うルートを設定することができます。

デバイスが追加されたとき、無効 ステータスで表示されるように、すぐには起動しません。 デバイスを起動するには、そのデバイスをデバイス一覧から 選択して起動ボタンをクリックします。 コンピュータが開始するとき(デフォルト)、システムが デバイスを起動するよう設定されている場合は、 この手順を再度行なう必要はありません。

ティップヒント
 

CIPE及びCIPEの設定に関する詳細は、Red Hat Enterprise Linux セキュリティガイドを参照してください。