![]() | 警告 |
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tarコマンドやdumpコマンドでは ACLのバックアップはできません。 |
starユーティリティはtarユーティリティ と同様、 ファイルのアーカイブを生成しますが、オプションが異なります。 よく使用されるオプションの一覧は表8-1を参照下さい。 全オプションに関してはstarのmanページを参照下さい。 starパッケージにはこのユーティリティが必要です。
オプション | 説明 |
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-c | アーカイブファイルを作成します。 |
-n | ファイルを抽出しないで下さい。ファイル抽出の影響を確認するため、 -xを併して使用して下さい。 |
-r | アーカイブのファイルを置換します。ファイルはアーカイブファイルの最後の 方に書き込まれています。同じパスとファイル名を持つファイルを 全て置換して下さい。 |
-t | アーカイブファイルの内容を表示します。 |
-u | アーカイブファイルを更新します。 ファイルがアーカイブに存在しない場合、 又はファイルがアーカイブ内の同名ファイルより新しい場合はアーカイブの最後の方に書き込まれています。このオプションはこのオプションは、アーカイブがバックスペース可能な 非ブロックテープ又はファイルの場合のみ使用できます。 |
-x | アーカイブからファイルを抽出します。 -U及びファイルシステム の関連ファイルより古いアーカイブのファイルと併して使用された場合は、 ファイルは抽出されません。 |
-help | 重要性が最も高いオプションを表示します。 |
-xhelp | 重要性が最も低いオプションを表示します。 |
-/ | アーカイブよりファイルを抽出する際に、ファイル名の部分にある スラッシュを外さないようにして下さい。 デフォルトでは、ファイルが抽出された際にスラッシュが取り除かれます。 |
-acl | ファイル又はディレクトリの作成、抽出中に関連ACLをアーカイブ又は復元します。 |
表 8-1. starのコマンドラインオプション