OProfileは開発者がアプリケーションパフォーマンスの分析を 行なえるだけでなく、システム管理者がシステム分析を行なうこともできます。例は次の通りです。
システムで最も使用されるアプリケーションとサービスを 検索する — op_timeを使用すればアプリケーションとサービスのプロセッサ時間を調べることができます。 システムが複数のサービスに使用され、パフォーマンスが悪い場合は プロセッサタイムの最も長いサービスを専用システムに移動することもできます。
プロセッサの使用状態を確認する — CPU_CLK_UNHALTEDイベントを監視 することにより、一定時間内のプロセッサ負荷を調べることができます。 このデータから プロセッサの追加、又は高速プロセッサの導入によって システムパフォーマンスの向上できるか判断することができます。