デバッグオプションを使用してデバッグシンボルを加えたコードを生成する場合、コンパイラーは On で指定した最適化を無効にします。On オプションとデバッグオプションをともに指定すると、返されるデバッグ情報の一部が最適化の副作用として不正確になることがあります。
次の表は、デバッグオプションと最適化オプションをともに使用した場合の影響をまとめたものです。
オプション
結果
-g
デバッグ情報が生成され、-O0 および -fp が有効になります。
-g -O1
デバッグ情報が生成され、-O1 による最適化が有効になります。
-g -O2
デバッグ情報が生成され、-O2 による最適化が有効になります。
-g -O3 -fp
デバッグ情報が生成され、-O3 による最適化と -fp が有効になります。