インテル® 共有ライブラリーの使用

デフォルトでは、インテル® C++ コンパイラーはインテルが提供する C++ ライブラリーを動的にリンクします。GNU*、Linux*、および Mac OS* X システム・ライブラリーも動的にリンクされます。

共有ライブラリーのオプション (Linux)

オプション

説明

-shared-intel

インテルが提供する C++ ライブラリーを動的にリンクするには、-shared-intel オプションを使用します (デフォルト)。このオプションは、アプリケーション・バイナリーのサイズを小さくしますが、アプリケーションを実行するシステムにすべてのライブラリーがなければなりません。

-shared

-shared オプションは、実行ファイルの代わりに DSO (Dynamic Shared Object) を作成するように、コンパイラーに指示します。詳細は、ld man ページを参照してください。

-fpic

共有ライブラリーをビルドする場合は、-fpic オプションを使用します。これは、共有ライブラリーに含まれる各オブジェクト・ファイルのコンパイルで必要です。

共有ライブラリーのオプション (Mac OS X)

オプション

説明

-dynamiclib

-dynamiclib オプションを使用し、libtool コマンドを起動してダイナミック・ライブラリーを生成します。

-fpic

共有ライブラリーをビルドする場合は、-fpic オプションを使用します。これは、共有ライブラリーに含まれる各オブジェクト・ファイルのコンパイルで必要です。