自動パラレライザーを有効にするには、-parallel (Linux* および Mac OS* X) または /Qparallel (Windows*) オプションを使用します。このオプションは、安全に並列実行できる並列ループを検出して、これらのループのマルチスレッド・コードを自動的に生成します。
このオプションを使用して、並列化を有効にするには、KMP_STACKSIZE 環境変数に十分なサイズを設定する必要があります。
自動並列化を使用するコマンド例は、次のとおりです。
オペレーティング・システム |
説明 |
---|---|
Linux および Mac OS X |
icc -c -parallel prog.cpp |
Windows |
icl /c /Qparallel prog.cpp |
自動並列化宣言子の形式と構文
自動並列化は、次の OpenMP* 環境変数を使用します。
OMP_NUM_THREADS
OMP_SCHEDULE
KMP_STACKSIZE
デフォルト設定とこれらの変数の使用方法についての詳細は、「OpenMP* の環境変数」を参照してください。